だってワクワクなんだもん♪ 仙台生活

目についたもの、聞こえてきたもの、香ってきたもの、・・・今日もキョロキョロ探検中!

父、慌てる

朝、起きていくと、父が台所でお米をといでいる。

私:「ごめん!ご飯炊けてなかった?」
父:「ごはんはある。」

と、やけに不機嫌。

父:「浅漬けの素がお米にかかったから、ぬれてしまったお米を炊く。」

という。

私:「後、やるから、いいよ〜」
父:「ありがとな。」

一瞬、炊飯器の予約を私が間違えて朝ごはんのご飯がないのかと
思ったので、ごはんがあるとわかり、ホッと安心(^^ゞ


朝ごはんの準備をしつつ、
浅漬けの素のかかったお米をといでいると、

父:「ばかだよな〜」 と、ぼそっとつぶやく。


なんでも、
浅漬けの素をこぼして、お米にかかったというわけではなく、

浅漬けを漬けようとしたら、漬物石を見つけられず、
かわりに、袋入りのお米を使おうとしたそうだ。

そしたら、密閉されていると思っていた袋には、
細かい穴がたくさん空いていて、
お米が漬かってしまったという。


反省しきりの父ですが、
娘にすれば、家事が得意でない父が、
浅漬けを漬けようとしてくれたことがありがたく、
ちょっとした勘違いをそんなにオオゴトにとらえなくても・・・
と思うわけです。

よけいに炊いたゴハンは小分けにして
冷凍しとけば、無駄にもならないわけだし。


ところが、時間がたつにつれ反省度が増してしまったらしく、
姉の足音がした途端、

父:「お姉ちゃんにおこられる・・・」

とシュンとしてる。

うちの姉は優しい人で、こんなことで起こるような人ではない。
(私は気が短いので、私が父と口ゲンカすることがあっても、
 姉が父とケンカすることは有り得ないわけなのです。)

何を心配してるのだろうか不思議に思いつつ、
姉には内緒にしておきたいのだろうことはわかったので、
さっさと炊飯器にセット。

姉が「おはよ〜」と、居間に入ってきても、
父も私も、『お米が漬かっちゃった事件』に触れもせず、
いつもどおりの朝ごはんの風景。


父の反応が以外だった、朝の出来事でした^m^