ふるさとの山は・・・

日曜日。
強い雨が降っていました。

お店に入ると、雨がカーテンのように、
外の世界と隔てた世界を作り出し、
響き渡るシャンソンの調べが
より印象的に胸にしみました。

堺あつ子さんによる
シャンソンライブ
〜愛しかない時
（銀杏坂にて）




恋の歌や反戦の歌だけでなく、
ふるさとについての歌もありました。

「ふるさとの山（LA MONTAGNE）」
青く澄んだ山に　囲まれたふるさと
その土地を捨てて
長いこと夢みてた　都会の暮らしに
彼らは出て行く
素朴な土のにおい　のどかな陽だまり
うまい水があるのに
モダンなカフェテリアや　都会の秘密に
彼らは魅かれるのだろう

今も山は美しい
春は花が咲き乱れ
空に小鳥さえずる
ふるさとの山は

この歌をききながら脳裏をよぎったのは、
就職先から初めて帰省したGWのときのこと。

新幹線の窓から外を眺めていると、
すこしづつ、すこしづつ、
ビルだらけの街から、
田んぼや畑、山々の緑が増えてきて、
仙台まであと５分のアナウンスが聞こえた途端、
涙があふれた。あぁ〜、帰ってきたんだなぁ、と。



シャンソンは、フランスの演歌ともいうそうですが、
たしかに、人間の生の感情をゆさぶる歌です。

今日は、パリ祭♪

また、私、ききながら泣けちゃうんだろうなぁ(^^ゞ