泣けちゃいました

弁慶上使・・・



松竹大歌舞伎にいってきました♪

とはいえ、歌舞伎をみたことなんて、テレビだけ。
しかも、年末年始のまったりモードでねっころがってみている
ふとどきもの？ですので、歌舞伎のかの字もしらない私。

理解できるのだろうかとちょっとドキドキしてたら、
なんと親切にも、はじまる前に「歌舞伎のみかた」という案内があるとのこと。

黒は舞台上ではないものとみなすルールや、
下手にある黒御簾の中で演奏がされていること、
見栄が見せ場であること、などなど。

せりふやしぐさを三味線やお囃子に合わせて演技することを乗りというそうなのですが、実際に、「携帯電話の電源をきってください」とのお願いを乗りでやってくださいました♪
　
　
休憩をはさんで、いよいよ
「御所桜堀川夜討　弁慶上使（べんけいじょうし）」。

「おわさ」演じる片岡孝太郎さんにすっかり引き込まれてしまいました。

娘に久しぶりに会えたよろこびに娘の髪をいそいそと整える母の心情。
むごいお願いを頑なにしりぞけようと、必死に説得を試みるがかなわず。
悲しみのあまり嘆きさけびつつも、
18年前に別れた人に逢った瞬間、18年前の乙女に戻ってそわそわ。
我に返って呆然とし、泣き崩れる、おわさ。

気を抜いたら泣いちゃうとこでした。
　
　
そして、再度休憩をはさんで、
「手習子　長唄囃子連中」。

中村児太郎さんの女性らしいしぐさに目が釘付け。

手って、あんなにきれいにみえるもんなんですね〜。
帰り道、指先をそろえて、ちょっと手の甲をそらせてみたりしましたが、
あの可憐さは出るもんじゃありませんね（笑）
　
　
事前勉強もないままの観劇でしたが、感激♪
ほんとよかったです。
　
　
　
　
おまけ・・・
掛け声がかかるたびに、一瞬、Youtubeのこの動画が頭をよぎったのにはまいりました。
0KabKJHMavI
だって、笑いそうになっちゃうんですもの(^_^;)




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